2000年3月12日(日)

【6日目】日帰りで、チチェン・イツァーへ

エル・カスティージョ

早朝、ホテルに来たピックアップのバスに乗り込み、チチェン・イツァーへと向かう。バスは意外にも、とても豪華で、二階建構造。シートピッチはかなりあり、ゆったりとしているし、トイレも付いているので安心。こりゃー、快適な旅になりそうだ。(でもトイレは故障していて、使用不可だった笑)

チチェン・イツァーへの道中、トイレ休憩がてらに、一度途中のお土産屋さんに立ち寄る。前日に散々見てきた見慣れたメキシコ民芸品が並ぶ。カンクンのセントロのお土産屋さんで購入するよりも、こちらで購入した方が安いような気がして、ツアー中なのにも関わらず、アラベラ焼きの小物入れを購入してしまった。


ユカタン半島のまっすぐな道をどんどん突き進み、ふと、気づいた時にはもうチチェン・イツァーへと到着していた。緑の草原しかないところから、急に遺跡が出現したような印象。遺跡は、絶対に街中よりも暑いはず、と覚悟してはいたけれど、予想以上の暑さ。暑さに弱い私、大丈夫かしら。

空から降り注ぐ、殺人的な強い日差しを遮るものが何もない、だだっ広い平地に、エル・カスティージョなどの遺跡が点在している。日陰のほとんどない中、歩くところが多いので、帽子は必須。


途中に立ち寄ったお土産屋さん
ピラミッド内部にある、儀式の際に生贄の心臓を置いたチャック・モール像

英語とスペイン語のバイリンガル・ガイドさん。
遺跡に刻まれた様々なマヤ文明の彫刻。
エル・カスティージョ(ピラミッド)内部の階段は、蒸し暑くてサウナのよう。
段差が激しい上に、傾斜の急な階段。命がけ。

英語ガイドとスペイン語ガイドに分かれて、遺跡内を進む。英語ガイドさんの後に付き、説明を真剣に聞くも、あまりの暑さで、何を言っているのかさっぱり頭に入ってこない。なんだか脳が英語を受け付けてくれない感じ。

いくつかの遺跡を周り、エル・カスティージョ(ピラミッド)の内部に行く。内部は日差しがない分、少しだけマシだが、それでも熱気がこもっていて、異常な蒸し暑さ。サウナに入ってみたいに汗がダラダラ。(写真上の右)


湿気だらけの細い階段を登っていったところに、チャック・モール像がある。儀式の際、生け贄の心臓を、このチャック・モール像の頭の上に載せたと聞いたが、そのせいかどうもこの像を見ていて良い感じがしない。

ランチはツアー代金に含まれていて、遺跡内にあるレストランで、ビュッフェ形式のものを食べ、その後は遺跡内を自由行動となった。そこで最後にエル・カスティージョに登ることにする。

高さは24mで、最上部にある神殿までは階段を登って行くことが出来るのだが、この階段がものすごく急で、一段一段の段差が大きい。階段の途中で下を振り返ると、暑さと高さで頭がクラクラした。


戦士の神殿
頂上より、遺跡の位置関係を確認する。
聖なる泉セノーテ

エル・カスティージョ

ピラミッドの頂上からは、広大な敷地内に点在する遺跡群が見え、敷地の周りが一大ジャングルになっているのが良くわかった。下からだとわからないが、高い位置からだと、遺跡内の位置関係がとてもよくわかる。登らなきゃわからない、この絶景。登った甲斐があるというものだ。

下りは上りよりキツく、簡単にポンポン降りている人もいるのだが、ワタシはロープに捕まりながら、後ろ向きに1歩1歩下りて行かないと、降りられないほど急で怖かった。足を滑らせて落ちたら、間違いなく大怪我するし・・・大げさじゃなく、本当に命がけ


時間の短い自由行動が終了し、最後は「聖なる泉セノーテ」へ。セノーテとは自然にできた井戸のことで、「聖なる」ときくと神聖な感じがするのだが、ここも儀式の際に、神への生け贄として、生きたままの人間を投げ込んだと言われている。そう聞くとどうも気味が悪い。

チチェン・イツァーの旅は終了し、再びバスでカンクンへと戻る。疲れて寝てしまったので、カンクンへはあっと言う間。この日はメキシコ最終日なので、悔いのないよう、セントロを遅くまで散歩したり、スーパーで買い物したりして宿に戻った。短い期間だったけど、楽しいメキシコ滞在だった。